自作パソコンのおすすめプラン in 2008 冬 AMD編

■2008年の冬にAMDで作る自作パソコン

今回は、AMDプラットフォームで作るスタンダードなプランを紹介します。
このAMDプラットフォームで作るスタンダードなプランを、今回の2008年冬のおすすめプランAMD編とします。
最近では、ツクモの民事再生法の適応の申請後の一連の騒動といった話題が絶えませんが、
年末年始商戦に入る前のいま、ここは一度落ち着いて現在のAMDのスタンダードなプランをおさらいしませんか?

■AMDプラットフォーム

CPU

AMD Phenom X4 9950 Black Edition

今回おすすめするCPUはAMD Phenom X4 9950 Black Editionです。
Phenom X4 9950 Black Editionは、4コアで動作クロック2.6GHz。
そして2MBの3次キャッシュを持つ、現状AMD最上位のCPUです。
そして、Phenom X4 9950 Black Editionは現状AMD最上位のCPUでありながら、
価格が2万円を切るという点も売り上げが伸びている理由の一つと考えられます。
但し、購入の際には注意が必要で、TDPが125Wの製品を選ぶようにして下さい。
初期の製品には、TDP140Wの製品が存在するからです。
OPNがHD995XAGHBOXの方がTDP125Wの製品になります。

マザーボード

GIGABYTE GA-MA78GPM-DS2H

今回おすすめするマザーボードはGIGABYTE GA-MA78GPM-DS2Hです。
GA-MA78GPM-DS2Hは、AMD780G+SB700チップセットを採用しています。
GA-MA78GPM-DS2HはmicroATXながら、メモリースロットを4基搭載しています。
AMD780G用のオンボードVRAMとしてDDR3 128MBを搭載しています。
オンボードでIEEE1394やギガビットLANも搭載しています。
リアパネルには、DVI-Dは無論、HDMIやeSATAを装備し、
なくなると何かと不便なPS/2マウス、PS/2キーボードの接続も可能です。
また、付属品のSATAIIケーブルがラッチ付きである点も魅力です。
別売で購入すると結構値段がするので、これは嬉しいです。
これだけの機能が満載で、かつ付属品にも気配りの出来る製品であり、
価格が1万円弱である事が、売り上げを伸ばしている理由のようです。

メモリー

UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800

今回おすすめするメモリーはUMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800です。
Pulsar DCDDR2-4GB-800は、DDR2-800に対応。
2GBのメモリーを2枚、合計4GBでワンパッケージ化した製品です。
ですので、安心してデュアルチャンネルを利用出来ます。
また、ヒートシンクを標準装備して発熱を軽減させています。
そして、UMAXの永久保障が付きます。
これだけの付加価値が付いても価格は他社とあまり変わらない点が、
この製品の売り上げを伸ばしている理由のようです。

なお、32Bit版のOSでは4GB搭載しても約3GBしか認識されません。
大容量のメモリーを利用したい方は、64Bit版のOSの選択をお願いします。
最近ではフリーソフトを使ってRAMディスク機能を利用するという手もあります。

ハードディスク(HDD)

Seagate Barracuda 7200.11 ST31000333AS

今回おすすめするHDDはSeagate Barracuda 7200.11 ST31000333ASです。
ST31000333ASは、333GBプラッタを3枚搭載することで、1TB(1000GB)を実現しています。
HDDは、1GB当たりの単価が最も安価な製品が売れ筋となります。
ST31000333ASは、現在1GB当りの単価が最も安価な1TBの製品の1つです。
1TBの製品ならどこの製品を選んでもお値打ちに購入出来ます。
しかし、安価な製品にはまれにキャッシュ容量が少ない製品があります。
基本的に、キャッシュ容量は多いほど性能は良くなる傾向があります。
ST31000333ASのキャッシュ容量は32MBです。
これは、現在1TBのHDDで採用するキャッシュ容量の最大値です。
このキャッシュ容量かつ比較的安価である点がこの製品の売り上げを伸ばしているようです。

光学ドライブ

I-O DATA DVR-S7200LE

今回おすすめする光学ドライブはI-O DATA DVR-S7200LEです。
DVR-S7200LEは、ドライブにソニーNECオプティアーク製「AD-7200S」を採用。
S-ATA接続でDVD±Rに20倍速での書き込みが出来ます。
バルク製品と価格はほとんど違いがないものの、I-O DATAの1年保障付き。
「B's Recorder GOLD9 BASIC」「B's CLiP7」といったソフトも付属しています。
交換用のホワイトベゼルも付属し、ケースに合わせて付け替える事が可能です。
これだけの付加価値があるものの、バルク製品とあまり価格が変わらない事が、
この製品の売り上げを伸ばしているようです。

ケース

GIGABYTE GZ-X1 BPD-100

今回おすすめするケースはGIGABYTE GZ-X1 BPD-100です。
GZ-X1 BPD-100は、ATX/Micro ATX対応ミドルタワーPCケースです。
電源こそ付属しませんが、価格が大変安価で6000円でお釣がきます。
また、この価格帯で12cmファンを前後に付属するケースは少なく、
この点が、GZ-X1 BPD-100の売り上げを伸ばしているようです。

電源

Abee ZUMAX ZU-420W

今回おすすめする電源はAbee ZUMAX ZU-420Wです。
今回のようなビデオカードを搭載しないスタンダードなPCですと、
たとえCPUがPhenomでも低出力で安価な製品でも大丈夫です。
最近のCPUやビデオカードの要求する電力が少なくなった事から、
ZU-420Wのような低出力の電源の売り上げが伸びているようです。

ビデオカードを搭載する場合には、玄人志向 KRPW-V560Wをおすすめします。
この製品は、+12Vをピーク時に42A出力出来ます。
この価格帯では最も出力出来る電源であるようです。
また、Enhance製のOEMである事から信頼性も高いです。
以上の点により、KRPW-V560Wの売り上げを伸ばしているようです。

OS

Microsoft WindowsVista HomePremium

OSは、パソコンの自作ではMicrosoft WindowsのDSP版が使われます。
DSP版とは、自作パーツと同時に購入し使用するという条件があるパッケージの事です。
このDSP版の魅力は、パッケージ版の約半額と安価な事です。
基本的には、FDDと同時購入する方が大半です。
FDDは実売価格が安価な上、改装する事がまず無いからです。
ちなみに、FDDと同時に購入した場合についてですが、
同時購入したFDDが接続されていないと利用規約違反となりますので注意して下さい。

今回おすすめするOSはWindowsVista HomePremium 32Bit版です。
HomePremiumはVistaの魅力を味わうのに必要十分な機能が搭載されている事から、
売り上げを伸ばしているようです。

また、WindowsVistaの他のエディションと比較したい方は
WindowsVistaのエディション比較(改訂版)を是非ご参照下さい。

■編集後記

Phenomが発売されたのは、いまから約1年前の2007年11月19日になります。
当時は最下位となるPhenom 9500でさえ、価格は3万円と高価な部類。
PC2-6400のメモリーの価格も今の2倍でした。
よって、去年の今頃はCPUが2コアでメモリーが1Gx*2という構成がスタンダードでした。
今となっては、当時の倍のスペックがスタンダードなプランとなっています。
これからも日々スペックは向上していく事でしょうが、
メモリーの価格はこれ以上下がると一部メーカーが倒産してしまうそうです。
近頃は経済状況に厳しいものがあり、ツクモショックの様に何が起きるか分りませんが、
これからも自作パソコン業界が成長していく事を祈ります。

■本ページに登場するパーツのメーカーサイトへのリンク

AMD Phenom ●GIGABYTE GA-MA78GPM-DS2H ●UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800
Seagate Barracuda 7200.11 ST31000333AS ●I-O DATA DVR-S7200LE
Abee ZUMAX ZU-420W ●玄人志向 KRPW-V560W ●GIGABYTE GZ-X1 BPD-100 ●Microsoft WindowsVista

最終更新日:2008年12月14日第1版